ロイド・ウェーバーの「バッド・シンデレラ」
ブロードウェーで来年2月開幕
ミュージカルのヒットメーカー、アンドルー・ロイド・ウェーバーの「バッド・シンデレラ」が来年２月17日にブロードウェーのインペリアル劇場で開幕する。35年のロングランを誇る「オペラ座の怪人」が来年２月18日に閉幕すると発表されたばかり。ロイド・ウェーバーのファンには朗報だ。３日、タイムアウトが報じた。
バッド・シンデレラは、童話「シンデレラ」の現代版。ロンドンのウエストエンドでは「シンデレラ」として2021年に上演された。型破りで「いつまでも幸せに」の本当の意味を考えさせられるという。作曲のロイド・ウェーバーは「ブロードウェーで上演するために数曲付け加えた。インペリアル劇場での上演が決まり、努力が実を結んだ」との声明文を発表した。
作詞はデイビッド・ジッペル、脚本はエメラルド・フェネル。振り付けはジョアン・ハンター、演出はローレンス・コナーという顔ぶれ。タイトルロールのシンデレラにはリネディー・ジェナオが抜擢された。「ブロードウェーで主役を演じるのが夢だった。アンドリュー・ロイド・ウェーバーの作品で夢が実現するなんて、信じられない」とジェナオ。「私はドミニコ共和国系米国人。檜舞台で私のコミュニティーを代表できると思うと、胸が張り裂けそう」と満面の笑みを浮かべていた。
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