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共同通信
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【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルス感染症の集計で、9月26日~10月2日の週間感染者数が、日本は前週比43%減の30万6958人で、40万人のドイツ、31万人の米国に次いで3番目となった。日本は7月中旬以降、10週連続で新規感染者数が世界最多を記録してきたが今回は脱した。
日本では9月26日から、全国で感染者の全数把握の簡略化が導入されており、今回の集計結果にはこの影響も出ている。各国でも検査規模の縮小が進んでいるため、WHOは感染状況の実態把握や変異株の出現の速やかな覚知に向け、警戒態勢の維持を訴えている。