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共同通信
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5日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比21銭円高ドル安の1ドル=144円44~46銭。ユーロは75銭円安ユーロ高の1ユーロ=143円58~62銭。
前日に発表された8月の米雇用動態調査で非農業部門の求人件数が市場予想を下回ったため、米連邦準備制度理事会が利上げペースを鈍化させるとの思惑が強まり、日米の金利差縮小を見越したドル売り円買いが優勢となった。
市場では「ニュージーランドの中央銀行が利上げを決めたことで超低金利政策にこだわる日銀の特殊性が際立ち、円が売られる場面もあった」との声が聞かれた。