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共同通信
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【台北共同】台湾で対中政策を主管する大陸委員会の邱太三主任委員は6日、立法院(国会)内政委員会で中国情勢について報告し、16日に開幕する第20回共産党大会で習近平総書記(国家主席)が続投を決めた後、中国は台湾に対し「独立反対と統一促進」の圧力を強化するとの見方を示した。台湾メディアが報じた。
邱氏は、中国は台湾統一を目標に掲げて「台湾に対するどう喝や台湾社会の緊張をあおる『グレーゾーン作戦』、台湾と国際社会の協力に対する妨害」を既に行っていると指摘。習氏は続投後に自らが掲げる政治路線と体制を一層強固にして、台湾政策にも大きな影響を及ぼすとの分析を示した。