22年度ミシュランガイドNYC発表
SAGA2つ星へ・ピーター・ルガー星失う
ミシュランガイドNYC2022年度版が6日発表された。同日、ニューヨーク・タイムズが報じた。
3つ星は、シェフズ・テーブル・アット・ブルックリン・フェア、イレブン・マディソン・パーク、ル・バーナディン、MASA、パーセで昨年と変わらず。2つ星にはアル・コロとSAGAが加わった。Ichimura・at・Uchuなど3店が閉店したため2つ星は14店から13店に減った。1つ星は49店から55店に増えた。マンハッタン区ではIcca、Noz17、鳥えん、吉乃などが加わった。
Kajitsuとベンノが閉店してリストから外れた他、ピーター・ルーガー、メジャー・フード・グループ経営のカルボーネなどが星を失った。北米担当の主席審査員はシェフやオーナーは評価の考慮に入れていないと匿名で明かしている。さらに、星を奪う決定も星を与えるのと同様、「何回も食事をし、時間をかけて厳正に判断する」と話している。
価格以上の満足が得られるビブグルマンは18店が追加されたが、合計125店。昨年の131店を下回る。25ドル未満の店も昨年の42店から23店に減った。インフレの影響が現れているようだ。ソムリエのトップにはKoのニキタ・マルホトラ氏、パティシエのトップにはJoomak Banjumのケリー・ナム氏がそれぞれ選ばれた。
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