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共同通信
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【キーウ共同】2022年のノーベル平和賞がロシアやベラルーシ、ウクライナの人権団体や人権活動家に授与されることが決まったのを受け、欧米の指導者らは歓迎する一方で、ロシア政府は沈黙し、ベラルーシは反発した。ロシアの侵攻を受けるウクライナではゼレンスキー大統領が平和賞に言及せず、「敵国」と共同受賞となることの受け止めは複雑なようだ。
受賞が決まったのは、戦争犯罪の記録に取り組むウクライナの団体「市民自由センター」(CCL)、ロシアのプーチン大統領の強権体制に批判的で解散に追い込まれた団体「メモリアル」、ベラルーシの人権活動家アレシ・ビャリャツキ氏(60)。