「ウクライナのテロ」と断定

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共同通信
8日、ロシア本土と結ぶクリミア橋の爆発現場で、炎が吹き上がる様子を撮影した監視カメラの映像(ゲッティ=共同)

 ロシアのプーチン大統領は9日、2014年にウクライナから一方的に併合したクリミア半島とロシア本土とを結ぶクリミア橋で8日に起きた爆発は、ウクライナ情報機関によるテロ行為だと明言した。連邦捜査委員会のバストルイキン委員長から直接報告を受けた。国営テレビが報じた。

 プーチン氏がウクライナ側のテロと断定したことで、両国間の緊張は一層の激化が避けられない情勢となった。

 プーチン氏は「疑いなく、民間の重要インフラ破壊を狙ったテロだ。計画し実行したのはウクライナ情報機関だ」と指摘。バストルイキン氏は爆発したトラックの走行ルートや容疑者の一部を特定したと報告した。