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共同通信
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ロシアの侵攻で被害を受けたウクライナの人々を支援しようと、同国出身の歌手ナターシャ・グジーさん(42)が9日、広島市でコンサートを開き、歌声を披露した。曲の合間には「ウクライナをただかわいそうと思うのではなく、もっと知ってほしい」と訴えた。
全ての都道府県を回る予定で7月から各地でコンサートを開催。収益は人道支援団体に寄付するという。
同国の民族楽器バンドゥーラの音色に乗せ、「わがキエフ」などを披露。来場した約600人が歌声に聞き入った。
コンサート後の取材に「広島が原爆から復興したように、私の故郷もいつかよみがえってほしい」と話した。