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共同通信
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広島原爆の「黒い雨」被害者救済で4月から始まった被爆者認定の新基準を巡り、厚生労働省は11日、母親が既に亡くなった「胎内被爆者」の審査方法を定めた通知を各自治体に出した。母親が黒い雨に遭ったと確認でき、死亡時までに11種類の疾病のいずれかにかかっていたことが分かる診断書や医師の証言などがあれば認定し、被爆者健康手帳を交付する。
新基準は、黒い雨に遭ったのが確認できることと、がんや肝硬変など11種類の疾病のいずれかにかかっていることが認定要件。ただ、母親が亡くなっている胎内被爆者に関する規定がなく、広島市では対象者の審査を中断する事例が出ていた。