自由の女神の冠、公開再開
NY市がまた1つ「コロナ前」回復
米国国立公園局は11日から「自由の女神」の冠の一般公開を再開する。10日、各メディアが報じた。
米国独立100年を祝い、フランスで自由の女神の建造計画が持ち上がってから146年。内部にエレベーターはなく、地上部分から階段を使うことになる。コロナ蔓延が深刻化した2020年には公開が中止された。21年7月には台座までの一般公開が再開された。ただし、収容人員の50%までの入場制限を実施。台座から冠までは閉鎖されたままだった。今回、この部分の一般公開を再開する。来場者は最後の162段の階段を上って冠に到着。冠の内側からの眺めを楽しむことができるようになる。ニューヨーク市がまた1つ「コロナ前の状態」を回復したと言える。
自由の女神に行くにはマンハッタン区内のバッテリーパークまたはニュージャージー州のリバティ・ステート・パークからフェリーに乗る。その際に入場券も購入することになる。冠を含む入場券(フェリー代、自由の女神博物館とエリス島移民博物館の入場料なども含む)は13〜61歳が24.30ドル、62歳以上は18.30ドル。4〜12歳は12.30ドル。17歳以下は25歳以上の同伴が必要になる。バッグは持ち込み禁止。貸しロッカーがある。入場券はhttps://www.cityexperiences.com/new-york/city-cruises/statue/でも予約購入が可能だ。
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