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共同通信
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【イスラマバード共同】ノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイさん(25)が12日、甚大な洪水被害を受けた母国パキスタン南部シンド州の被災地を視察した。避難者向けのキャンプで面会した女性や少女らの悩みを聞き「あなたたちは困難に立ち向かう勇敢な女性だ」と励ました。地元メディアが報じた。
マララさんが創設し女子教育を支援するマララ基金によると、16歳の少女は「学校に行きたいけれど、水が多すぎる」と浸水被害を訴えた。マララさんは11日に帰国し、その後シンド州の州都カラチで当局者と会談。教育機会の損失軽減を求めた。
パキスタンは洪水で国土の3分の1が水没した。