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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連総会(193カ国)は12日、ウクライナ情勢を協議する緊急特別会合で、ロシアによるウクライナ東部・南部4州の一方的な併合宣言は「無効」だとする非難決議案を143カ国の賛成で採択した。ロシアなど5カ国が反対、中国やインドを含む35カ国が棄権した。欧米諸国や日本などが決議を共同提案した。
総会決議に法的拘束力はないが、欧米は国際社会の反発を改めて印象付け、ロシアへの圧力を強めた。安全保障理事会(15理事国)では9月末、同様の決議案を採決したが、ロシアが拒否権を行使して否決していた。