円急落、一時146円37銭

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共同通信
1ドル=146円台の円相場を示すボード=12日午後、東京都中央区

 12日の東京外国為替市場で円が急落し、一時、1ドル=146円37銭を付けた。1998年8月以来、約24年ぶりの円安ドル高水準を更新した。米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利上げを継続するとの観測が背景にあり、政府・日銀が為替介入を実施した9月22日の安値水準を下回った。市場では再介入への警戒感が強まっている。

 午後5時現在は前日比53銭円安ドル高の1ドル=146円16~19銭。ユーロは66銭円安ユーロ高の1ユーロ=141円88~92銭。

 政府・日銀は9月22日に、急激な円安を阻止するため、98年6月以来、約24年ぶりの円買いドル売り介入に踏み切った。