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共同通信
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ロシア政府系天然ガス企業ガスプロムのミレル社長は12日、ロシアの天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」の稼働再開には「1年以上かかる」と述べ、早期再開に否定的な見方を示した。モスクワでの国際会議で明らかにした。欧州でのガス価格高騰に拍車がかかる可能性がある。
国営テレビが中継した全体会合でミレル氏は、稼働再開は「政治的問題だ」と指摘。ガスの買い手である欧州連合(EU)とドイツが「再開を望み安全な稼働を保証するかどうかだ」と述べた。(共同)