北朝鮮、巡航ミサイル発射実験

10/12/2022

　【北京共同】朝鮮中央通信は13日、北朝鮮が12日に「長距離戦略巡航ミサイル」2発を朝鮮半島西側の黄海へ向けて発射する実験を行い、金正恩朝鮮労働党総書記が現地指導したと報じた。実験は成功したとし、金正恩氏は「大満足」を示し、核を用いた兵器の加速的な強化、発展に「総力を集中しなければならない」と述べた。

　同通信は、このミサイルが既に戦術核運用部隊に配備されていると伝えた。発射されたミサイルは、黄海上空に設定された楕円形と8の字形の軌道に沿って約2時間50分間にわたり約2千キロ飛び、目標に命中したとしている。