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共同通信
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【ヤンゴン共同】クーデターで全権を握ったミャンマー国軍の統制下にある裁判所は12日、最大都市ヤンゴンで治安当局に拘束されたドキュメンタリー制作者久保田徹さんに対し、入国管理法違反の罪で禁錮3年の判決を言い渡した。法曹関係者が明らかにした。既に別の罪でも禁錮7年を言い渡されており、刑期は計10年となった。
国軍はこれまで久保田さんが観光ビザ(査証)で隣国タイを経由して入国し、抗議デモを撮影していただけではなく、参加者らと連絡を取って自らもデモに参加していたと主張してきた。
久保田さんは政治犯の収容先として知られるヤンゴンのインセイン刑務所に収監されている。