東部の市場に砲撃、7人死亡

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共同通信

 【キーウ共同】ウクライナ東部ドネツク州アブデーフカで12日、市場にロシア軍の砲撃があり、少なくとも7人が死亡した。同州のキリレンコ知事は、市場には多数の人がおり「軍事的な必要性は何もない」とロシアを非難し、改めて同州から避難するよう通信アプリで市民らに呼びかけた。

 ロシア軍がウクライナ全土に実行した10~11日の大規模な一斉攻撃で、各地で電力施設が損壊し、停電が相次いだ。西部リビウでは変電所が破壊され、住民の3割が電気供給を一時受けられなくなった。首都キーウ(キエフ)では電力不足の懸念から計画停電が実施された。