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共同通信
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日銀が13日発表した9月の国内企業物価指数(2020年平均=100、速報)は、前年同月比9.7%上昇の116.3だった。前年を上回るのは19カ月連続。116.3という指数は1960年の統計開始以降で最高だった。歴史的な円安やロシアのウクライナ侵攻により、資源や原材料の輸入価格が高止まりしていることを反映した。
9月は急速な円安進行を受け、政府と日銀が円買いドル売り介入を実施した。いったん円高方向に振れたが、足元では再び円安が進んでいる。輸入品高騰で企業が価格転嫁を一段と進め、家計の負担が増す恐れがある。
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