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共同通信
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【タリン共同】欧州連合(EU)欧州委員会は12日、ボスニア・ヘルツェゴビナを「加盟候補国」として認めるよう加盟国に勧告すると明らかにした。今後、加盟に向けた準備ができていると全加盟国が判断すれば正式に候補国となり、交渉へ道が開かれる。ただ、加盟実現には政治や経済状況でEU基準を満たす必要があり、さらに時間がかかる可能性がある。
ボスニアは2016年2月にEUに加盟を申請した。EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は12日の声明で「ロシアのウクライナ侵攻はEU拡大の重要性を浮き彫りにした」と指摘した。