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市バス内で乗客殺害の女を逮捕
走行中の口論、共犯の男は逃走中

9日夜、ニューヨーク市ブロンクス区モットヘブンを走行中の市営バス車内で起きた刺殺事件を巡り、関与した疑いの女が10日に逮捕され、殺人罪で起訴された。ニューヨーク・タイムズが報じた。
逮捕、起訴されたエボニー・ジャクソン被告(42)と一緒にいた男は9日午後8時半ごろ、バスが東149丁目とジェラード・アベニュー近くを走っていた際、口論となった乗客のラモント・バークレーさん(55)を刺した。バークレーさんは、搬送先の病院で死亡。ジャクソン被告と男は、警察が着く前に逃走した。市警(NYPD)は男の行方を追っている。交通局によると、市バス内の殺人事件は2000年以降、今回が6件目。直近は14年だった。19年は、1年を通じて3人だった。
パンデミック後、市では治安が悪化し、特に地下鉄での犯罪に対する不安が高まっている。今年に入ってから、昨年同時期より1人多い7人が、地下鉄車内や駅で殺害された。ブルックリン区サンセットパークのN線では4月、銃を持った男が通勤客に発砲し、10人が負傷。5月にはQ線で、無差別殺人でゴールドマン・サックスの社員が死亡。この2週間だけでも男性2人が地下鉄で殺された。
NYPDのキーチャント・スーエル本部長は7日の記者会見で「市の安全計画の一環として、数千人の警官を地下鉄のパトロールに割り当てた」と述べていた。
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