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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連総会は12日、ロシアによるウクライナ東部・南部4州の一方的な併合宣言を非難する決議案を採択した。中国とインドは、ロシアとの対話を追求すべきだとして棄権。安全保障理事会の理事国も務める中印に国連の舞台でもロシアへの圧力に加わるよう働きかけることが欧米諸国にとって難しい課題となりそうだ。
ロシアと関係が深いベトナムや中央アジアのカザフスタン、キューバは棄権。ロシアのほか北朝鮮、ベラルーシ、シリア、ニカラグアが反対、イランやトルクメニスタンは無投票。ウクライナ侵攻直後の3月の採択では、賛成が141カ国だったが、今回は143カ国に増えた。