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共同通信
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政府は13日、この冬の新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行対策を検討する会議を開き、日本医師会や日本感染症学会、全国知事会などのメンバーと流行時の診療体制などについて意見を交わした。岸田文雄首相は会議で「先手先手の準備が必要だ」と述べ、ワクチン接種など保健医療体制のさらなる拡充を進めると強調した。
新型コロナの流行が始まって以降、インフルエンザは世界的に低水準だった。だが今年は6~7月ごろに南半球で流行があったことから、日本でも冬場の拡大が懸念されている。
同時流行対策は12日に開かれた厚生労働省の専門家組織会合でも議論された。