東京円、147円台前半

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共同通信

 14日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比51銭円安ドル高の1ドル=147円34~35銭。ユーロは1円39銭円安ユーロ高の1ユーロ=143円89~96銭。

 前日に発表された9月の米消費者物価指数の上昇率が市場予想を上回ったことから、米FRBがインフレ抑制のために大幅利上げを継続するとの見方が強まり、米長期金利が上昇。運用に有利なドルを買って円を売る動きが広がった。

 市場では「相場変動の大きさに関心が集まっており、政府・日銀による為替介入への警戒感が強まっている」(外為ブローカー)との声があった。