自公両党の協議に麻生、北側氏

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共同通信

 政府が年末までに予定する外交・安全保障の長期指針「国家安全保障戦略」など安保関連3文書改定に向けた自民、公明両党の幹部協議について、自民から麻生太郎副総裁、公明から北側一雄副代表が参加することが分かった。これとは別に、実務者レベルの協議も設けられ、二段構成となる。18日に初会合を開く。複数の与党筋が13日、明らかにした。敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有のほか、防衛費の増額幅や財源を巡る論議が焦点となる。防衛力強化への議論が本格化する。

 敵基地攻撃を巡っては、専守防衛との整合性が問われる。公明内には慎重論が少なくない。