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共同通信
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成田空港で13日、着陸に失敗した旅客機が炎上し、多数の死傷者が出たとの想定で大規模訓練が行われた。成田国際空港会社(NAA)や消防、警察など計約800人が消火作業や被害者の救護活動の手順を確認。航空需要の回復で今後の増便も見込まれる中、真剣な表情で取り組んでいた。
エンジントラブルを起こした旅客機が、着陸時にバランスを崩して爆発を起こし、炎上したと想定。消防車両が機体に放水後、救助隊員らが機内から負傷者役を運び出して担架に乗せた。けがの程度で治療の優先順位を決めるトリアージを行い、救急搬送するまでの手順を確認した。