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共同通信
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【テヘラン共同】国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは13日、イランの反スカーフデモで治安部隊に殺害されたとして把握している144人のうち、10代の子供が少なくとも23人含まれていたと発表した。うち17人は治安部隊の実弾射撃で死亡したという。
アムネスティは「容赦ない残忍な弾圧だ」と非難。子供の犠牲者数は実際はもっと多いとみて、調査を継続する。ノルウェー拠点の人権団体は12日の報告で、大人も含め少なくとも201人が死亡したとしている。
イランではスカーフのかぶり方が不適切だとして拘束された女性が9月16日に死亡。翌17日から抗議デモが続いている。