外国人新規入国者、前年比7倍に

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共同通信
到着客らで混雑する成田空港の到着ロビー=11日

 出入国在留管理庁は14日、今年上半期(1~6月)の外国人新規入国者数が38万8893人で、前年同期の5万5104人から7倍超に増加したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止で入国制限が続けられてきたが、段階的に緩和され、増加に転じた。

 入管庁によると、日本人出国者も62万7302人で前年同期の3倍を超えた。世界各国で水際措置が緩和された影響とみられる。

 新規入国者を在留資格別に見ると「留学」が最多の10万5032人。国籍・地域別ではベトナムが7万6852人で最も多かった。