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共同通信
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新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチンを巡り、月内に全国で1日約168万回打てる態勢が整う見通しであることが14日、政府の調査で分かった。岸田文雄首相が目標に掲げた100万回の1.6倍を超える。一方、新規感染者数は全国的に減少傾向にあり、オミクロン株対応ワクチンの接種実績は多くても1日約23万回にとどまっている。
現在主流のウイルスとなっているオミクロン株派生型「BA・5」に対応したワクチンが、13日から打てるようになった。政府は、今冬に懸念されるインフルエンザとの同時流行に備え、接種を加速させたい意向だ。