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共同通信
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【ワシントン共同】米商務省が14日発表した9月の小売売上高(速報値、季節調整済み)は前月比でほぼ横ばいの6839億7400万ドル(約101兆円)だった。2カ月連続のプラスを見込んだ金融市場の事前予想を下回り、消費の減速感が表れた。
業種別では、自動車・同部品が0.4%、家具が0.7%、ガソリンスタンドが1.4%それぞれ減った。一方、インターネット通販などの無店舗小売りは0.5%増で、衣料品や外食も増えた。
全体の前年同月比は8.2%増だった。月ごとの変動が大きい自動車・同部品を除いた売上高は前月比が0.1%増、前年同月比は8.9%増だった。