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共同通信
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【ワシントン共同】米ソが核戦争の瀬戸際に陥った1962年のキューバ危機から今月で60年になるのに合わせ、ワシントンのホワイトハウス前で14日、核廃絶を求めるデモが開かれた。市民約20人がウクライナに侵攻したロシアが核兵器使用の可能性を示唆していることに反発し「核戦争回避へ、今こそ米ロの交渉が必要だ」と訴えた。
主催した市民団体「ヒロシマ・ナガサキ平和委員会」の活動家ジョン・スタインバッハさん(75)は取材に「キューバ危機ではケネディ大統領とソ連のフルシチョフ首相が交渉し、ぎりぎりで衝突を回避した。今必要なのは意思疎通だ」と強調した。