三重県議の辞職勧告採決へ

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共同通信

 三重県議会の3会派の議員が17日、安倍晋三元首相の国葬に関し「反対のSNS(交流サイト)発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ている」とツイッターに投稿した小林貴虎県議(48)=自民=に対し「差別や偏見を助長した」として辞職勧告決議案を提出した。議会運営委員会は19日の本会議で採決することを決めた。

 決議案は最大会派の新政みえと日本共産党、「草の根運動いが」の3会派の議員が共同で提出した。投稿内容に関し「事実に基づくものではなく、特定の国や人々に対しての差別や偏見を助長する」と指摘した。