飼い主入院中の民家に猫170匹

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共同通信
約170匹の猫が放置されていた民家で餌をやる動物愛護団体「群馬わんにゃんネットワーク」のメンバー=13日、群馬県高崎市

 群馬県高崎市の民家に約170匹の猫が放置されていたことが17日までに、同市の動物愛護団体「群馬わんにゃんネットワーク」への取材で分かった。飼い主の60代男性は病気で1カ月以上入院中。繁殖しすぎて飼育できる範囲を超えたとみられる。同団体はインターネットで避妊去勢手術に充てる寄付を募っている。

 同団体によると、飼い主は1人暮らしで、8月上旬から体調を崩していた。別居の親族から連絡を受けたスタッフが訪問すると、窓が閉まって熱気がこもった室内で、水も餌も与えられていない多くの猫がやせ細っていた。

 100匹以上を一時保護し、避妊去勢手術を順次行う予定。