Published by
共同通信
共同通信
群馬県高崎市の民家に約170匹の猫が放置されていたことが17日までに、同市の動物愛護団体「群馬わんにゃんネットワーク」への取材で分かった。飼い主の60代男性は病気で1カ月以上入院中。繁殖しすぎて飼育できる範囲を超えたとみられる。同団体はインターネットで避妊去勢手術に充てる寄付を募っている。
同団体によると、飼い主は1人暮らしで、8月上旬から体調を崩していた。別居の親族から連絡を受けたスタッフが訪問すると、窓が閉まって熱気がこもった室内で、水も餌も与えられていない多くの猫がやせ細っていた。
100匹以上を一時保護し、避妊去勢手術を順次行う予定。