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共同通信
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サッカーの第102回天皇杯全日本選手権は16日、横浜市の日産スタジアムに3万7998人の観衆を集めて決勝が行われ、J2甲府が初優勝を果たした。J1広島との一戦は延長を終えて1―1で、PK戦を5―4で制した。J2勢の優勝は11大会ぶり。
甲府は前半に三平和司が先制ゴール。1―1で迎えた延長後半のPKのピンチはGK河田晃兵の好守でしのぎ、初の国内タイトルをつかんだ。東洋工業時代以来53大会ぶりの優勝を狙った広島は頂点に届かなかった。
11月にワールドカップ(W杯)が始まるため、今大会決勝は元日ではなく異例の10月になった。