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共同通信
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小倉将信こども政策担当相は18日の記者会見で、通園バスの置き去り死事件を受けて設置を義務化する安全装置に関し、標準的な価格を上限として全額補助する考えを示した。「負担がゼロになるよう定額補助を行う方向で調整している」と述べた。政府はブザーを念頭に20万円程度を想定している。
安全装置にはブザーのほか、センサーなどさまざまな種類がある。政府は主な補助対象として、車内後方に取り付け点検を促すブザー形式の装置を念頭に置く。標準価格は20万円ほどとみられる。
センサーを使った高額な装置も補助対象となるが、ブザーの標準価格までしか賄われない見通し。