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共同通信
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18日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円近辺で取引が始まった。前日の米NY市場で日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが加速し、1990年8月以来約32年ぶりの円安水準を更新した流れを引き継いだ。
午前10時現在は前日比14銭円安ドル高の1ドル=148円78~79銭。ユーロは1円48銭円安ユーロ高の1ユーロ=146円36~45銭。
17日のNY市場では、15日のバイデン米大統領のドル高容認発言を背景に円売りが膨らんだ。日銀の黒田総裁が大規模金融緩和を維持を繰り返し示し、FRBとの違いが鮮明になっていることも低金利の円を売る動きを促した。