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共同通信
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立憲民主党の野田佳彦元首相は17日、安倍晋三元首相の追悼演説を担うのを前にブログで複雑な胸中を明かした。自身が政権を失い、長期政権のきっかけとなった経緯に触れ「安倍氏にスポットライトを当てるための政治人生だ。『かませ犬』みたいだ」とつづった。
野田氏が首相当時の2012年、衆院解散を巡って安倍氏とやり合った党首討論を「火花散る真剣勝負だった」と回顧した。
追悼演説を巡り野田氏の名前が浮上した際は「困惑していた」と心境を吐露。ただ最後には、論敵の死に当たっては旅立ちへのエールを送るべきだとの言葉に同感だとし「言葉を練りに練り、仕上げにかかる」と意気込んだ。