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共同通信
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【北京共同】中国の最高指導部メンバー(現7人)が3~4人程度入れ替わり、続投が確実な習近平・共産党総書記(国家主席)(69)の側近が多数起用される見通しとなったことが18日、分かった。複数の消息筋が明らかにした。開催中の第20回党大会の直後に発足する新指導部を自派で固めようと、習氏が動きを強めたもようだ。
習氏の信頼が厚い李強・上海市党委員会書記(63)は新型コロナ対策で評価を落としたが、常務委員に昇格する可能性が高まっている。丁薛祥・党中央弁公庁主任(60)、陳敏爾・重慶市党委書記(62)、李希・広東省党委書記(66)らの名前も候補に挙がっている。