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共同通信
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千葉市の幕張メッセで18日開幕した最新ITの展示会「CEATEC(シーテック)」は、警戒が高まる車内の幼児の置き去りを防ぐ技術が注目を集めた。高齢化など社会課題の解決に向けた技術紹介も目立った。
三菱電機が展示したコンセプト車では、近赤外線や電波センサーを組み合わせて乗員の有無や体格を把握。置き去りが疑われる場合に警報音や照明で周囲に知らせたり、サポートセンターに通報したりして対応する。
無線で端末をインターネットにつなぐWi―Fiを活用した幼児の検知を披露したのは村田製作所。電波が車内全体に広がって、毛布に隠れていたり、床にいたりする幼児も検知できる。