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共同通信
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【ソウル、天津共同】韓国軍は19日、北朝鮮が同日午後0時半(日本時間同)ごろ、朝鮮半島西側の黄海に面した南西部、黄海南道延安から海上に向け100発余りの砲撃を行ったと明らかにした。北朝鮮の朝鮮人民軍も19日午後、韓国が同日午前に軍事境界線近くの鉄原で10発余りの砲撃を行ったとして、これに対抗し日本海と黄海側で威嚇警告射撃をするよう前線部隊に指示が出たとの声明を発表した。
朝鮮半島では18日にも、南北双方が同様の砲撃を実施。北朝鮮が関係を重視する中国で16日に共産党大会が開幕した後も、南北双方の軍事的示威は止まらず、緊張は激化している。