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共同通信
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厚生労働省の専門部会は19日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新しいワクチンの接種間隔を前回接種から少なくとも3カ月経過後にしても差し支えないとの結論をまとめた。現在の5カ月から短縮される。20日のワクチン分科会でも議論し認められれば、9月中に従来株対応ワクチンを接種した人も、年内に新ワクチンを打てるようになる。
オミクロン株のBA・1対応品とBA・5対応品のいずれも短縮する。接種の対象は従来品を2回以上受けた12歳以上で、厚労省によると約1億人おり、1人1回打てる。政府は全ての対象者が年内に受けられるよう体制整備を進める。