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共同通信
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第1管区海上保安本部(小樽)は19日、北海道の知床半島沿岸で8月に見つかった三つの骨をDNA型鑑定した結果、沈没した観光船「KAZU 1(カズワン)」の乗客で、東京都葛飾区の女性(36)のものと判明したと発表した。1管は9月13日、三つの骨のうち、頭部の骨はこの女性のものと説明し、残りの鑑定を進めていた。
骨は8月14日と同18日、いずれも知床岬に近い啓吉湾と文吉湾の周辺で、ボランティアと道警がそれぞれ発見した。
知床半島沿岸では今月4日と17日にも人骨とみられる骨が見つかり、身元の確認を進めている。