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共同通信
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【カブール共同】イスラム主義組織タリバンによるアフガニスタンの首都カブール陥落で、昨年8月に一時閉鎖した在アフガン日本大使館が、20日までにカブールで再開したことが複数の外交筋への取材で分かった。再開は9月末で、約1年1カ月ぶり。
タリバン暫定政権は女性抑圧を強め女子教育も制限しており、日本や各国は政権承認していない。国際制裁が続く中で経済危機と食料難が進行。日本は、大使館再開で人権擁護の呼びかけや人道支援を強化し、アフガンの安定化を図る狙い。
岡田隆大使と次席公使が交代で勤務、書記官や武官も入れ替わり最小限の人員で駐在する。