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共同通信
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ロシアのプーチン大統領は20日、モスクワ南東のリャザニ州の軍演習場で、ウクライナでの軍事作戦に参加する部隊を視察した。ロシア主要メディアが伝えた。併合を宣言したウクライナ東部・南部4州での戒厳令導入を受け、自身が作戦の先頭に立つ姿を国民にアピールした。
プーチン氏は同行したショイグ国防相らから、動員された兵士の訓練状況について報告を受けた。9月に開始した部分的動員に関する国民の不満沈静化とともに、戦況の悪化を理由に保守派から出ているショイグ氏更迭論を払拭する狙いがあるとみられる。