Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】米航空大手3社の2022年7~9月期決算が20日、出そろった。ユナイテッド航空とアメリカン航空グループは純利益が大幅に増えた一方、デルタ航空は減益となった。旅行需要は回復が鮮明だが、燃料費高騰や人手不足で経営のかじ取りは難しくなっている。
ユナイテッドの純利益は前年同期比約2倍の9億4200万ドル(約1400億円)だった。搭乗客数が増加し、運賃も高く維持したことで旅客収入が76%伸びたのが主因だ。燃料費なども増えたが吸収した。
アメリカン航空の純利益は約2.9倍の4億8300万ドル。デルタ航空は43%減の6億9500万ドルだった。