トヨタ、生産計画を下方修正へ

10/21/2022

　トヨタ自動車は21日、2022年度の世界生産台数が当初計画の970万台を下回る見込みだと発表した。半導体不足が響き、計画を下方修正する見通し。11月の世界生産は80万台程度を見込んでいる。21年度の世界生産台数は約857万台だった。

　22年度計画の下振れ台数は示しておらず、11月1日の22年9月中間連結決算の発表時に、具体的に説明するとみられる。トヨタは5月、22年度の世界生産を過去最高の970万台とする計画を公表していた。

　半導体不足により、国内8工場11ラインで2～9日間の稼働停止日を設ける。これに伴う国内の減産規模は約6万台となる。