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共同通信
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【ドーバー共同】バイデン米大統領は21日、地元の東部デラウェア州の州立大で演説し、8月に発表した連邦政府の大学学費ローンの返済一部免除策を政権の実績として誇示した。野党共和党が免除策の阻止に向けて動いていると批判した。
米国の大学授業料は高額で、学生時の借金を社会人になってからも長年背負うことが多く、社会問題となっている。中間選挙が迫る中、学費ローンを抱える世帯に向け民主党の取り組みをアピールした。
デラウェア州ドーバーにあるデラウェア州立大は学費ローンを利用する学生が多く通う。バイデン氏は「労働者世帯や中産階級が最も恩恵を受けることになる」と強調した。