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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は21日、自衛隊と米軍による日米共同統合演習「キーン・ソード」を11月10日から19日の日程で実施すると発表した。中国を意識し、南西諸島を中心に運用能力の向上を図る。鹿児島県・徳之島では、この場所で初めてとなる離島防衛訓練があり、日米双方から輸送機オスプレイを投入。参加部隊を攻撃と防御に分けた対抗形式の訓練も盛り込む。
防衛省によると、キーン・ソードはほぼ2年に1度、国内各地の自衛隊や在日米軍施設で実施する日米最大規模の実動演習。今回は自衛隊約2万6千人、米軍約1万人を動員、英軍の艦艇やオーストラリア軍、カナダ軍の艦艇、航空機も加わる。