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共同通信
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【ワシントン共同】オースティン米国防長官は21日、ロシアのショイグ国防相と電話会談し、ウクライナ侵攻が続く中で米ロ間の対話を維持する重要性を強調した。国防総省が発表した。両氏の電話会談が明らかになるのは5月以来。ロシアが核兵器使用の可能性を示唆し、核の脅威が現実味を増す中、さらに深刻な事態を招かないよう自制を要求したとみられる。
国防総省のシン副報道官は記者団に対し、電話会談について「良い機会だった」と述べるにとどめ、具体的な内容は明らかにしなかった。ロシア国防省は「ウクライナ情勢を含む国際的な安全保障問題」を協議したと発表した。