運転手の長時間労働を認める

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共同通信

 名古屋市北区の名古屋高速道路で8月、大型バスが横転・炎上するなどし2人が死亡、7人が負傷した事故で、バス運行会社「あおい交通」(愛知県小牧市)の代理人弁護士は21日、死亡した男性運転手(55)が国の基準を上回る長時間労働をしていたと認めた。国土交通省中部運輸局は道路運送法に基づき、同社への処分を検討する。

 バス運転手の勤務は、業務開始から終了までの拘束時間が原則1日13時間以内と決まっている。延長した場合も16時間が限度だが、弁護士によると、上限を上回る時間の乗務が1カ月に複数回あった。

 県警は長時間労働との関連を調べている。