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共同通信
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将棋の第2期白玲戦7番勝負の第7局は21日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、挑戦者で後手の里見香奈女流五冠(30)が96手で西山朋佳白玲(27)を破り、4勝3敗でタイトルを奪取した。女流8タイトルのうち、自身の持つ最多記録に並ぶ六冠(白玲、清麗、女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花)を獲得した。
里見新白玲は2019年9月、女流棋界初の6タイトルを同時保持。同年11月に女流王将を失い五冠に後退して以来、約3年ぶりの六冠復帰となった。白玲奪取により全8タイトルの獲得を経験したことになり、自身の持つ通算タイトル獲得数を大台の50期に乗せた。